【内定ブルー】その就職、本当に後悔しない?プロが教える「内定承諾」前の最終チェックリスト

こんにちは。キャリアアドバイザーの高橋美咲です。長い就職活動の末に、ついに勝ち取った「内定」。心からおめでとうございます!しかし、安堵したのも束の間今度は「本当にこの会社でいいんだろうか・・・」「もっと良い選択肢があったんじゃないか・・・」という漠然とした不安に襲われていませんか。

私も苦労の末、いただいた内定にも関わらずそのような不安に駆られました。

実はその感情は、決してあなたがおかしいわけではありません。それは『内定ブルー』と呼ばれる多くの就活生が経験するごく自然な心の揺れなのです。人生の大きな決断を前に、不安になるのは当然のことです。

この記事では、そんなあなたの心のモヤモヤを晴らすため内定を承諾する前に、自分自身に問いかけるべき『最終チェックリスト』と悪質な『オワハラ』から自分を守るための具体的な方法をお話しします。

なぜ「内定ブルー」は起こるのか?その正体と向き合う

内定ブルーの正体は、大きく分けて二つあります。一つは、これまで「内定獲得」という明確なゴールに向かって全力で走ってきたことによる『燃え尽き症候群』。そしてもう一つは、他の選択肢を捨てたった一つの未来を選ばなければならないという『決断へのプレッシャー』です。

大切なのはこの不安から目を背けないこと。これは、あなたのキャリアの軸を再確認し心から納得のいく決断を下すための『最後の』そして最も重要な自己分析の機会なのです。

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【転職の軸の作り方】もう迷わない。キャリアのプロが教える「Will-Can-Must」自己分析

後悔しないための「内定承諾」最終チェックリスト

内定承諾書にサインをする前に、以下の5つの質問にあなた自身の言葉で「YES」と答えられるか確認してみましょう。

□ 質問1:その会社の「人」と一緒に働きたいと心から思えるか?

給与や待遇も大切ですが、最終的にあなたの日々の幸福度を決めるのは共に働く「人」です。面接やOB/OG訪問で会った社員たちの姿を思い出してください。彼らのように、数年後自分もなっていたいと思えますか?

□ 質問2:その会社の「事業内容」に心からワクワクできるか?

あなたは、これから人生の多くの時間をその会社の製品やサービスのために捧げることになります。その事業内容に、あなたは本当に興味を持ちその成長に貢献したいと胸を張って言えますか?

□ 質問3:自分の「弱み」や「苦手なこと」もその会社は受け入れてくれそうか?

自分の強みを活かせることはもちろん重要です。しかし同時に、自分の弱みや苦手な部分をさらけ出しても、サポートしてくれる文化があるかという視点も忘れないでください。完璧な人間などいません。失敗を許容し、共に成長しようとしてくれる会社か見極めましょう。

□ 質問4:3年後、5年後の「成長している自分」を具体的に想像できるか?

その会社で働くことで、どんなスキルが身につきどんなキャリアパスが開けるのか。具体的なロールモデルとなる先輩はいますか?あなたの未来を、ポジティブに想像できる場所を選びましょう。

□ 質問5:もし今日、他の会社から内定が出てもこの決断は揺るがないか?

これが最後の問いです。隣の芝生はいつだって青く見えるもの。それでも「自分はこの会社を選ぶ」と覚悟を決められますか?その覚悟こそがあなたの入社後の活躍を支える最も強い力になります。

もし「オワハラ」にあったら?あなた自身を守る方法

内定を出す代わりに、他の企業の選考を辞退するよう強要する。これは『就活終われハラスメント(オワハラ)』と呼ばれる悪質な行為です。

もし、面接官や人事担当者から圧力を感じたらその場で即答する必要は一切ありません。「一度持ち帰って慎重に検討させていただけますでしょうか」と冷静に伝えましょう。内定承諾書にサインをするまでは、あなたには企業を選ぶ権利があります。その権利を、自ら手放さないでください。

あなたの決断がすべての始まり

就職活動は、内定がゴールではありません。そこから始まる長い社会人人生のほんの始まりにすぎないのです。

たくさん悩み迷ってください。そのプロセスこそがあなたを社会人として一人の人間として大きく成長させてくれます。あなたの決断が、最高の未来に繋がることを心から願っています。

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内定ブルーの渦中にいる時、一人で悩み続けるのはとても辛いものです。そんな時、就活のプロに話を聞いてもらうだけで心が軽くなることがあります。『キャリセン就活エージェント』のキャリアカウンセリングは、あなたの決断を肯定し社会人としての第一歩を安心して踏み出すための心強い味方になってくれます。


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次はこちらの記事がおすすめ:社会人としての第一歩は、正しいマナーから。入社前に、もう一度確認しておきましょう。
【面接マナーの完全版】知らないと損する受付から退室まで|元管理職が本音で解説

内定・就活の終わり方 よくある質問(Q&A)

Q.
複数の内定をもらった場合、どうやって一社に決めればいいですか?
A.
素晴らしい悩みですね!まず、給与や福利厚生といった「条件面」と社風や仕事内容といった「価値観」の二つの軸で、それぞれの会社を点数付けしてみましょう。そして、この記事のチェックリストを使いどちらがあなたの心の声により響くかを確認します。最後は、論理ではなく「直感」も大切に。「なんとなくこちらの方がワクワクする」その感覚は、案外正しいことが多いですよ。
Q.
内定を辞退する場合、電話ですべきですか?メールでも失礼にあたりませんか?
A.
誠意を最も伝えられるのは、まず電話で担当者に直接連絡しその後、改めてメールでも辞退の意思を送るという二段階の方法です。電話が繋がらない場合は、メールでの連絡でも問題ありません。大切なのは、できるだけ早く正直にそして感謝の言葉と共に辞退の意思を伝えることです。いつかどこかでまたご縁があるかもしれませんから。
Q.
内定承諾書を提出した後でも、辞退することは可能なのでしょうか?
A.
法的には、入社の2週間前までであれば、内定を辞退することは可能です。内定承諾書に法的な拘束力はありません。しかし、企業側はあなたを迎えるために多くの準備を進めています。もし、やむを得ず辞退する場合は、電話で、誠心誠意、謝罪の気持ちを伝えるのが社会人としての最低限のマナーです。
木原 雄一

この記事の監修者

木原 雄一

編集長 / 元・東証プライム企業 管理職

監修者コメント:高橋さんの解説は、採用側の我々が学生に最も問いたいことそのものです。特に、最終チェックリストにある『3年後、5年後の成長イメージ』を自分の言葉で語れる学生は、間違いなく入社後も成長します。内定は、ゴールではなくスタートライン。このリストを使って最高のスタートを切ってください。

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