こんにちは!ライターの佐藤です。就職活動を始めると必ず耳にする言葉。「OB/OG訪問」。正直、僕も就活生の時は「なんだか意識高い系の人がやるもの」「知らない先輩に連絡するなんて怖すぎる・・・」と思って、最初は敬遠していました。
でも、勇気を出して一度やってみて気づいたんです。OB/OG訪問は、ネットや説明会では決して得られない『企業の生の情報』を知れる最強の企業研究であり何より自分のキャリアを見つめ直す最高の機会なのだと。
この記事では、そんな僕自身の経験をもとにOB/OG訪問の探し方から失礼のない依頼メールの書き方、当日に絶対に聞くべき質問、そして差がつくお礼の仕方まであなたがもう迷わないための全てを先輩として徹底的に解説します。
ステップ1:どうやって会う?OB/OGの探し方
まず最初の壁が、「どうやって連絡先を知るか」ですよね。方法は主に3つあります。
『1. 大学のキャリアセンター』
最も王道で安心できる方法です。大学のキャリアセンターには、卒業生の連絡先リストが保管されていることが多いです。まずはここで相談してみましょう。
『2. ゼミや研究室、部活動の繋がり』
同じコミュニティの先輩であれば、話を聞いてもらいやすいはずです。教授や先輩に相談し卒業生の連絡先を紹介してもらいましょう。
『3. OB/OG訪問専門のアプリ』
最近では、「Matcher(マッチャー)」や「ビズリーチ・キャンパス」といったOB/OG訪問を目的とした便利なアプリがたくさんあります。大学の繋がりだけでは出会えない多様な業界の社会人と繋がれるのが魅力です。
ステップ2:【例文あり】失礼のない依頼メールの書き方
訪問したい先輩が見つかったら、次は依頼の連絡です。ここで最も大切なのは『敬意』と『簡潔さ』。相手は忙しい社会人であるということを絶対に忘れないでください。
〇〇部 〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
私、〇〇大学〇〇学部〇〇学科4年の佐藤拓也と申します。
大学のキャリアセンターにて〇〇様のことを拝見しご連絡いたしました。
現在、私は就職活動中であり特に〇〇様がご活躍されている〇〇業界に強い関心を持っております。
そこで、〇〇様が手掛けられている具体的なお仕事内容や仕事のやりがいについてぜひ一度お話をお伺いしたく、ご連絡差し上げた次第です。
もし可能でしたら、30分ほどオンラインにてお時間をいただくことはできませんでしょうか。
〇〇様のご都合の良い日時をいくつか候補としてお教えいただけますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご検討のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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佐藤 拓也(さとう たくや)
〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 4年
電話番号:xxx-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxxx@xxxx.com
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ステップ3:当日、絶対に聞くべき「魔法の質問」
訪問当日はあなたの疑問を解消する絶好の機会です。しかし、「福利厚生は?」といった調べれば分かる質問はNG。相手の時間を奪わないよう有意義な質問を準備していきましょう。
僕が特におすすめするのは『ポジティブな質問』と『ネガティブな質問』をセットで聞くことです。
・「この仕事で、一番やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?」
・「逆に、この仕事で一番大変だと感じるのはどんな部分ですか?」
この2つを聞くだけで、その仕事のリアルな光と影の両面を、深く理解することができます。
あわせて読みたい:ここで得たリアルな話は、君だけの『ガクチカ』や『志望動機』の最高の材料になります。
【ガクチカがない君へ】元管理職が明かす面接官が本当に知りたい『すごい経験』の正体
ステップ4:差がつく「お礼メール」のマナー
訪問が終わったら、必ずその日のうちに感謝の気持ちを伝えるお礼メールを送りましょう。これが、社会人としての基本マナーです。
メールにはただ感謝を述べるだけでなく『今日のお話の中で特に〇〇という部分が心に響きました』といった具体的な感想を一言添えること。そうすることで、あなたの熱意と誠実さが伝わり相手の記憶に深く残ります。
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勇気ある一歩が未来を変える
OB/OG訪問は、少し勇気がいるかもしれません。でも、その小さな一歩がネットの情報だけでは決して見えなかった新しい世界を見せてくれます。そして、そこで出会った一人の社会人との縁があなたのキャリアを思わぬ方向へと導いてくれることだってあるのです。
恐れずに新しい世界の扉をノックしてみてください。その先に未来のあなた自身が待っています。
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OB/OG訪問は、素晴らしい企業研究の方法です。しかし、あなたの大学の先輩がいる企業にしかアプローチできないという限界もあります。『キャリセン就活エージェント』は、ナビサイトでは出会えない『非公開求人』を多数保有。あなたがまだ知らない優良企業との新しい出会いを創出してくれます。
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OB/OG訪問のよくある質問(Q&A)
訪問時の服装は、スーツで行くべきでしょうか?
はい、迷ったら必ずリクルートスーツを着用しましょう。相手が「私服でいいよ」と言ってくれた場合でもビジネスカジュアル(男性なら襟付きシャツ、女性ならブラウスにジャケットなど)が無難です。相手は、あなたを「自社の未来の候補者」として見ています。敬意と誠意を示すためにもラフすぎる服装は避けましょう。
オンラインでのOB/OG訪問の場合、何か気をつけることはありますか?
基本的なマナーは対面と同じですが、Web面接と同様に背景や音声には特に気を配りましょう。背景は無地の壁かバーチャル背景を設定し、静かな環境を確保してください。また、画面越しでは表情が伝わりにくいためいつもより少し大きめのリアクションやはっきりとした相槌を心がけると、コミュニケーションがスムーズになります。
訪問後、その先輩とはどのように関係を続ければいいですか?
まずはお礼メールで感謝を伝えた後、選考が進んだ段階で「〇〇様のおかげで、先日一次面接を通過いたしました」といった簡単な状況報告のメールを送ると非常に喜ばれます。相手の負担にならない範囲で、誠実な関係を続けることで入社後もあなたの心強い味方になってくれるはずです。

監修者コメント:佐藤さんの解説は、就活生が踏み出すべき非常に重要な一歩を力強く後押ししてくれますね。元採用担当として行ってきた身として断言しますが、OB/OG訪問を経験してきた学生は志望動機の『解像度』が全く違います。自分の言葉で、企業のリアルな魅力を語れるためその熱意と主体性は、他の学生を圧倒します。この記事は、内定への最短ルートを示、最高の地図です。