【在職中の転職活動】バレずに内定を獲得する進め方|元CAが教える完璧スケジュール

こんにちは。キャリアアドバイザーの高橋美咲です。「今の仕事を続けながら、転職活動なんて本当にできるの?時間がない、体力がない、そして何より会社にバレるのが怖い。そう感じて、次の一歩を踏出せずにいる方は、本当に多くいらっしゃいます。

しかし、キャリアのプロとして私は断言します。現代の転職活動において、『在職中』に行うことは、リスク管理の観点から見ても最も賢明で王道とも言える選択なのです。

この記事では、そんなあなたの不安を解消し仕事と転職活動をスマートに両立させるための具体的な『進め方』と『スケジュール管理術』をステップ・バイ・ステップで徹底的に解説します。

結論:辞めてからより『在職中』の転職活動が絶対有利な3つの理由

なぜ、私は在職中の転職活動を強くお勧めするのか。それには、あなたを守るための3つの明確な理由があります。

理由1:『金銭的な安心』が、判断を鈍らせない

退職してしまうと、その瞬間から収入はゼロになります。貯金が減っていく焦りから「どこでもいいから早く決めないと」と本来の希望とは違う会社に妥協して入社してしまう。これは、転職失敗の最も典型的なパターンです。在職中であれば、その心配は一切ありません。

理由2:『精神的な余裕』が、あなたを魅力的に見せる

「次がない」というプレッシャーは、面接でのあなたの表情や態度に必ず表れてしまいます。在職中であれば、「もしダメでも、今の仕事がある」という精神的な余裕が自信に繋がり、面接官にも「自分の価値を理解している、魅力的な人材だ」という印象を与えます。

理由3:『交渉力の維持』が、より良い条件を引き出す

企業側も、あなたが在職中であることは分かっています。そのため「この優秀な人材を、今の会社から引き抜くためには、より良い条件を提示しなければ」と考えます。特に、年収交渉などにおいて在職中という立場は、あなたにとって強力な交渉材料になるのです。

【3ヶ月で内定へ】在職中の転職活動・完璧ロードマップ5ステップ

では、具体的にどう進めればいいのか。一般的な転職活動期間である「3ヶ月」をモデルに、完璧な5つのステップをご紹介します。

  1. 【最初の2週間】自己分析と書類作成 – 週末が勝負

    まずは、平日夜や週末の時間を使って徹底的に自己分析を行い、キャリアの軸を定めます。そして、その軸に基づいて履歴書と職務経歴書の土台を作り上げましょう。この最初の準備が、後の活動をスムーズにします。

  2. 【1ヶ月目】求人探しと応募 – バレないための情報収集

    転職サイトやエージェントに登録し、求人情報を収集します。この際、会社のPCやネットワークを使うのは絶対にNG。必ず個人のスマートフォンやPCで行いましょう。気になる企業を10社〜20社ほどリストアップし応募を開始します。

  3. 【2ヶ月目】面接 – スマートな日程調整術

    書類選考を通過し始めると、面接の日程調整が最大の壁になります。「終業後の18時以降」や「始業前の早朝」を打診するのが基本ですが、有給休暇を「私用のため」と申請して日中に集中して面接を入れる日を作るのも、非常に有効な戦略です。

  4. 【3ヶ月目】最終面接と内定

    最終面接を経て、内定が出始めます。複数の内定が出た場合は焦らず雇用条件通知書をしっかりと比較検討しましょう。給与だけでなく、福利厚生や企業文化など総合的な視点で判断することが重要です。

  5. 【内定後】円満退職交渉

    内定を承諾したら、いよいよ現在の職場への退職交渉です。法律上は2週間前ですが、就業規則に則り1ヶ月〜2ヶ月前には直属の上司に報告するのが円満退社のマナーです。

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絶対に守るべき!会社にバレないための6つの鉄則

在職中の転職活動で、最も避けたいのが意図せず会社にバレてしまうことです。以下の6つの鉄則は、絶対に守ってください。

  • 鉄則1:会社のPC・スマホ・ネットワークは、転職活動に一切使わない。
  • 鉄則2:会社のメールアドレスを、登録や連絡に絶対に使わない。
  • 鉄則3:社内の誰にも、たとえ信頼できる同僚であっても、転職活動のことは話さない。
  • 鉄則4:SNSで、転職活動を匂わせるような投稿(例:「面接疲れた」)を絶対にしない。
  • 鉄則5:面接に行く際の服装に注意する(普段スーツを着ない職場なら特に)。
  • 鉄則6:転職サイトの『企業ブロック機能』を活用し、現職の会社に自分の情報が閲覧されないように設定する。

【深掘り解説】もし会社にバレてしまったら?冷静な対処法

万が一、上司や同僚に転職活動のことが知られてしまったら。決して嘘をついたり、ごまかしたりしてはいけません。それは、あなたの信頼を著しく損なう行為です。

もし追求された場合は「自身のキャリアについて、長期的な視点で情報収集をしております」と正直にかつ冷静に伝えましょう。転職活動は、個人の権利です。堂々としていればいいのです。ただし、これを機に退職交渉が早まる可能性も念頭に置き、引継ぎの準備などを進めておくとより安心です。

忙しいあなたの最強の味方:転職エージェント

「理屈は分かったけど、やっぱり一人で全部やるのは大変・・・」そう感じたあなたへ。その通りです。だからこそ忙しい在職中の転職活動では、『転職エージェント』を賢く利用することが、成功への最短ルートになります。

面倒な日程調整や企業との条件交渉を、すべてあなたに代わって行ってくれる。まさに、あなたのための『もう一人の秘書』です。一人で抱え込まず、プロの力を借りる勇気を持ってください。

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在職中の転職活動 Q&A

Q.仕事が忙しすぎて、本当に時間がありません。どうすればいいですか?
A.そのお気持ち本当によく分かります。まずは、通勤時間や昼休みといった『スキマ時間』を徹底的に活用しましょう。スマホで求人情報をチェックしたり、面接の想定問答を考えたり。そして何より転職エージェントを最大限に活用してください。あなたが行うべきは「判断」と「面接」だけという状態を作り出すことが可能です。
Q.面接で「なぜ、在職中に転職活動を?」と聞かれたら、どう答えるべきですか?
A.はい、これはポジティブな印象を与えるチャンスです。「現職に不満があるから」ではなく「現職で責任ある立場を任せていただいているからこそ、最後まで責任を全うしたいと考えております。その上で、自身のキャリアアップのため、計画的に次のステップを準備しております」と答えましょう。計画性と誠実さを、同時にアピールできます。
木原 雄一

この記事の監修者

木原 雄一

編集長 / 元・東証プライム企業 管理職

監修者コメント:高橋さんの解説は、採用側の視点から見てもまさに王道と言える戦略です。正直に申し上げると、同じ能力の候補者が二人いた場合、私たちは『在職中の候補者』の方を高く評価する傾向にありました。それは、彼らが現職でも必要とされている市場価値の高い人材であることの何よりの証明だからです。この記事の通り『焦らず』計画的に進めることが成功の鍵です。

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